実践例資料: 天王みどり学園地域支援部通信 「アシスト」


U 学習指導の基本



6 道 徳 

 道徳は、学校の教育活動全体を通じて行うものです。知的障害者を指導する場合には、各教科、道徳、特別活動及び自立活動の全部または一部について、併せて授業を行うことができます。
 特に、知的な遅れのある子どもの場合、抽象的な思考が困難であることから、具体的な指導場面を通して、基本的な事柄を身につけていく方が、効果的です。その際は、ペープサートやパネルシアターなどの活用や、ビデオなどの視聴覚教材の活用を工夫するとよいでしょう。


7 特別活動 

  学級単独で実施する場合、指導の内容として「日常生活の指導」及び「生活単元学習」など領域・教科を合わせた指導で効果的に扱えるものが多いのですが、全てをその中で扱うように計画すると、様々な活動への参加の道が閉ざされてしまうといったことも懸念されます。特に学校行事への参加については、学校、学年、学級としてどんな形で実施するのか、ねらいを十分検討しながら、実践に向かいたいものです。
 実施にあたっての留意点として、必要以上に特別扱いにならないよう、できることを役割として担う場面をつくることなどが大切です。



8 総合的な学習の時間 

 特別支援学級でも、学校全体として取り組んでいきます。実施形態として次のような形態が考えられます。

 ・学年で行う時間(小3年以上)
 ・通常の学級との交流学習
 ・学級独自の時間設定
 ・他の特別支援学級との合同学習


 子どもの実態を考えたとき、実施の際には個別の形では難しいことが多く、学級全体とかグループとして実施していくのがよいでしょう。
 内容については、学校や地域の実態に応じて、特色ある学習活動を工夫することも大切です。

 知的障害特別支援学校の小学部では、総合的な学習の時間を設けなくてもよいことになっています。